弊社でCycle.jsに寄付した話
Open Collectiveを使って業務で使っているOSSライブラリに寄付をした話をする。
Cycle.js
会社でCycle.jsというフロントエンドフレームワークを使っている。
Cycle.jsはステート管理やをひとつの関数として実装して、 ブラウザ上の操作やHTTP通信などの"外界"の動作を関数外の処理に任せるというアーキテクチャを採用している。
弊社プロダクトのフロントエンド部分はほとんどCycle.jsで実装しており、大変お世話になっている。 そこで、Cycle.jsのOSSコミュニティに資金援助をしよういう話が社内であがった。
Open Collective
Cycle.jsはOpen Collectiveというサイトで寄付金を受け付けている。
Open Collectiveは投げ銭サービスの一種で、主にGitHubでOSSコミュニティ向けに作られている。
寄付する側での会員登録、寄付の方法を説明する。
会員登録
個人で会員登録をする場合、メールアドレスと名前を入力するだけで登録できる。 パスワード入力は不要で、登録メアド宛に送られてくるmagic linkを開くことでログインする。*1
法人として登録する場合、上記に追加して
の入力を求められる。 GitHub OrganizationやTwitter IDを入力しておくと、団体のアイコンを自動で取得してくれるみたいなのでちょっと便利。
お支払い
次に寄付の方法を説明する。
まず寄付先のコミュニティのサイトを開き、「コントリビュート」のボタンをクリックする。
すると、コミュニティが指定した寄付のプランが表示される。 ここでプラン通りに寄付をしても良いが、ページ下部の「Or make a custom financial contribution」を選んで自分で寄付額を決めることもできる。
自分で寄付額を決める場合、金額と寄付の頻度(1回、毎月、毎年の3パターン)を入力する。
寄付金の支払い方法は以下から選べる。
銀行振込で海外送金するのは色々大変そうなので、実質クレカとPayPalの二択になると思われる。
実際に寄付してみた
社長にお願いしたら1000ドルぽんと出してくれた :sasuga_shacho:
そして公式サイトに載った。
さいごに
Cycle.jsはかなりイケてるフレームワークなので、ガンガン開発してほしいですね。